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在学生からの大学生活短信

50代でアクティブラーナーとなる⁉️

西田 牧子 さん西田 牧子 さん

大学院学校教育研究科修士課程
教科教育実践開発専攻
芸術系教育コース(美術)

入学して4日目に私は大学キャンパスの中央にある素敵な石畳の溝に足をとられ、まさかの大転倒。私の大学院生活は、足首の痛みとともに「ずっこけスタート」でした。実は、入学にこぎつけるまで2回チャンスを逃してきました。書類をすべて揃えたものの家庭の事情で断念。2回目は、市内の締め切り日を勘違いして間に合わず、説明会にも参加していたやる気満々な私は、「ずっこけ」でした。(ですから「ひょうきょうトートーバッグ」は我が家に2つあります。)3度目の正直でようやく入学を叶えたのですから、すでに年齢は50代。老眼で夕方になるとPCに向かう目はすぐしょぼしょぼになります。

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しかし、学ぶ必然性に駆られて入学したので、学ぶ意欲だけは勢い高まります。私の所属する芸術コース(美術)は、実技のすべての教員が揃っておられます。一回生の時は、特に前期に実技が集中していました。多くの講義と並行してそれぞれの課題を仕上げていきます。一番不慣れだったのが彫塑と木工でした。できないことの多い学生でしたが、どの先生方も根気強く指導してくださいました。久しぶりに創作に没頭できることは夢のような時間でした。また、美術史(鑑賞批評)の授業では世界中の美術館から自分のテーマの作家作品を画像検索し、受講生の前で発表しました。その作品を語ることは、必然的にその時代背景や歴史を調べることにもつながります。まさにアクティブラーニングを実感しました。時がたつのも忘れるほど図書館にこもり書籍や論文・画集をもとに調べました。人に伝えたいことがあるといくらでも調べたくなることを、この年齢でようやく実感できました。そして、美術教育では現代的な課題となるお題をいただき、調べたことを発表しました。以前なら興味がないと片付けていたことも、同級生が調べて、先生が後に補足されることから学ぶと興味が持てるようになりました。これらの授業は、私の中で遅まきながらのIT革命を起こし、先生方のお蔭でパワーポイントも作成できるようになりました。このような新しい授業スタイルでの学びは、今後私の授業を確実に変化させていくであろうと思います。

同期は6名。そのうち3人は自分を含めて現職です。あとの3名は、ストレート学生1名、他美大学1名、内モンゴルからの留学生1名の20代の若者達で構成されています。これは、まるで今の兵庫教育大学の現状を象徴している構成と言えます。モンゴルの干し肉パーティをしたり、たこ焼きパーティをしたりして親睦を深めました。新入生歓迎パーティでは、陶芸窯で手作りピザを焼くなどして楽しみました。 学内では、豊富に用意された講演会やボランティアに積極的に参加し、友人が立ち上げた手話サークルを契機に、加東市の手話サークルに加入し、教員以外とコミュニケーションを深めています。また、音楽コースの臨時合唱団員となり歌の練習にもチャレンジしています。他校種他業種異年齢の人々との交流は、実に豊かな彩りを私に与えてくれました。

みなさん是非、兵庫教育大学大学院 美術コースで学んで下さい。私は、自分がいかに知らないことが多いのかと「ズデーン」とずっこけながら2年間を過ごしています。

 

 

 

2017年12月25日掲載

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