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在学生からの大学生活短信

『特別支援の基本スキルがなければ、学級担任はできない!』

三木 邦彦 さん三木 邦彦 さん

大学院学校教育研究科修士課程
特別支援教育専攻
発達障害支援実践コース

私が数年前、初めて勤務した小学校の本棚にあったその本のタイトルのインパクトは凄まじく、「何それ?そんなスキルありません(汗)」と思いながら、これから学級担任になる自分は本当にやっていけるのだろうかと心配になっていたことが昨日のことのように思い出されます。常に心の片隅にあの本のことがありましたが、じっくりと読むこともないまま日々の仕事に追われ、教師生活を送っていました。
・学んだことが定着しない子は繰り返し練習させるのがよい。
・一生懸命授業をしても理解してくれない子はやる気のない子だ。
・支援の必要な子の対応はどうすればいいのか、自分の力ではどうにもならない。
など、自分の考えや実践に疑問を持ち始めたのが、兵庫教育大学大学院に進もうと思ったきっかけです。
スポーツをこよなく愛していた私は、がむしゃらに量をこなし、根性で乗り切ればなんでもできると勘違いしていた、筋肉脳の持ち主でした。たしかに、それで伸びた子はいますが、本当に困っていた子を伸ばせていたのかというと...。一度自分の教育観や授業方法を見直す必要がありました。

私が所属する発達障害支援実践コースは、特別支援教育コーディネーター・通級指導担当・特別支援教育の視点を持った学級担任の人材を育成するコースです。現職の特別支援学校教諭や、小、中、高等学校の教諭、養護教諭、ストレート院生など様々な校種や立場のメンバーと「いつ学ぶか?今でしょ(古)」をモットーに大学院生活を満喫しています。実習に赴いたり、レポートや報告書などを作成したり、様々な分野の書籍を読んだりと、とにかく充実していて、現場で子どもと向き合っていた時間が、そのままPCや文献と向き合う時間に変わったような気がします。プレゼンテーション・コンサルテーション・ファシリテーションなど、実践ですぐに役立つ授業もあり、コミュニケーションの在り方についての深い学びもあります。院での学びを自分のものにし、確実にレベルアップして現場に戻りたいと思っています。 
研究も大変ですが、コースの先生方に丁寧に厳しく??ご指導をいただいています。ちょっと時間が空いた時には、ジャズが流れる附属図書館でゆったりと過ごしています。落ち着いた雰囲気なので気分転換には最適です。

これからの時代、多様性に対応できない教師はやっていけないと感じています。知識やスキルを身につけ、指導力、実践力を向上させるのはもちろんですが、一番重要なことは「人を大切にする」ということだと思います。誰もがよりよく生きていく共生社会を作るための一端を担う教師として、使命感・責任感を持ち、今やるべきことに邁進していきたいと思っています。

三木邦彦さん(授業風景).pngのサムネール画像

 

注:私は文章力がなく、活字や数字にも弱く、修士論文に対してかなりの不安を抱いておりますが、大学院に来たからにはやるしかない!と(運動不足でたるんだ)腹をくくって頑張っています(笑)
と長くなりましたが、最後に私が好きなマザーテレサの言葉です。


『あなたに出会った人がみな、最高の気分になれるように
                            親切と慈しみを込めて人に接しなさい。』

 

2019年11月19日掲載

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