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学びつつ生きることー生涯現役ー

user-pic テラサンさん
投稿日時:2018年03月03日15:44
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教育基礎の上田吉一先生のゼミ第一期生として本学で5名の学友と共に学び、終了後も先生と教育心理学会でたびたびお会いすることができました。先生は毎年、学会で発表されており、お忙しい中、必ず私の発表会場にもお見えになり、つたない私の発表をお聞きになり、その後、お言葉をいただくことができました。そのことが教育現場に戻った私の研究意欲発現の源となりました。しかしその後、私は小学校の教務主任となり、多忙を理由に退会してしまいました。それから十数年後、平成17年の10月から大学の常勤職として臨床心理学等の心理学の講義を担当することになりました。ひと段落がついたその年の12月20日頃、急に先生のことが懐かしくなり、朝、ご自宅に電話をかけました。すると、先生の娘さんが出られ、「昨日、父は亡くなりました」と話されました。お悔やみのことばをかけて電話を切りましたが、何か私の体から急に力が抜ける思いがしました。先生はお亡くなりになる直前まで毎年、学会でご講演やご発表をされており、お姿は今も私の心に蘇ってきます。なぜ、もっと先生とお会いしなったのかと後悔しました。ただ、大学院時代に先生にご指導いただいた「学習意欲発現の教育的条件に関する研究」の神髄は、その後、「登校意欲の発現を促すための早期対処のあり方」という私自身の実践研究テーマと融合し、教育臨床と理論研究を統合したいという私の内なる意欲を引き出し、25年以上に渡る歩みを「不登校の子どもの理解と支援-学校で今できることは何か-」(ナカニシヤ)を著すことができました(3月刊行予定)。これも上田先生のお導きのお陰と感謝しつつ、今後もさらに学び続けたいと思っています。

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